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八尾市八尾木北で連棟の現場調査中、隣の居住者さんから屋根の点検依頼。
八尾市八尾木北の連棟の屋根現場調査前に、ご依頼された方と同じ建物の2軒隣の方から声を掛けられました。屋根に上がった時に一緒に見て欲しいという事でしたので、最初の点検が終わり次第見させていただきますという事で屋根に上がらせていただきました。
アンテナが倒れていたのはこの日不在のお隣さんの屋根の上。後日ご依頼頂いた方からお伝え頂くという事で、今回ご依頼の屋根範囲を見させて頂きました。
まずは全体的な屋根からです。こちらの屋根も年数的な多少のズレなどはありますが、雨漏れは今のところしていないそうです。やはり気になるのは屋根の一番高い所で棟の部分です。一部欠けている所が見えます。
近づいてみると瓦が一枚飛んで無くなっていました。土が残っているのですが、土は水を吸って下に染みこんでいくので雨漏れの原因になります。
またその下の面戸と呼ばれる部分の漆喰が剥がれているのが分かります。こちらも雨の侵入を防いでくれる漆喰が無い事で、下地の土が水を吸い込んでしまいます。
この部分では瓦を一枚足して漆喰の塗り替えが必要です。
連棟の真ん中の家なのですが3軒目と4軒目で屋根の高さが変わっているので、真ん中の家ですが端の家と同じ瓦の葺き方になっています。その為棟瓦の端部に鬼瓦が付いていました。この鬼瓦と棟瓦のくっついている部分にも隙間が出来る為、漆喰で隙間を埋めています。漆喰も年数が経つと雨に濡れ乾いての繰り返しで痩せるように隙間が出来ます。僅かな隙間でも雨漏れの原因になります.
お客様の雨にも点検で気になった所は写真を見せながらお伝えしたいと思います。
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