屋根工事のカバー工法と葺き替えに違いを簡単に説明します!
屋根工事を検討する際に葺き替えとカバー工法といい名前を聞くことが多いと思います。
今日のコラムでは葺き替えとカバー工法の工事方法の違いを簡単に説明したいと思います。
まずは葺き替えについてです。
今回は瓦屋根で説明したいと思います。
葺き替え(ふきかえ)とは、今ある屋根を解体撤去し新しく屋根を作ることです。
今施工されている屋根材、今回は瓦をすべて撤去します。
撤去したらここに新しく木で下地を作り新しく屋根を施工していきます。
葺き替え完了の写真です。
この屋根はもとは瓦屋根でした。
葺き替え工事でカラーベストに変わりました。
もうひとつの工法のカバー工法とは、今ある屋根の上に新しい屋根を作るやり方です。
カバー工法をする理由としては解体費用がかからないことと、屋根材によてってはアスベストを含んでいるものがありアスベストを含むものを解体しようとしたら処分費が高額になるので解体せずに屋根の上に屋根を作ります。
右側が古い屋根で、左側がカバー工法で新しく施工する屋根です。
瓦屋根の上に瓦屋根を施工することはできませんが、スレート屋根(平たい屋根、工場の屋根)はカバー工法での工事が可能です。
カバー工法での工事完了写真です。
今ある屋根の上に屋根を施工するので屋根が重くなってしまします。
戸建ての家でよく施工されているカラーベスト・コロニアルという名前の屋根材は瓦の3分の1程度の軽さなのでカバー工法で屋根を重ねても家が重みに耐えきれず倒壊する可能性は低いです(古く耐震性が悪い家にはあまりおすすめできないですが・・・)
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