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屋根工事コラム
屋根の棟瓦積替え詰み直し 土葺き・強化棟
屋根の棟瓦積替え詰み直し 土葺き・強化棟
今回は棟についてです。日本のお家の屋根も常に新しい物を取り入れ、オシャレにまた強風にも強く進化しています。日本文化の象徴的ないぶし銀のきれいな和瓦。ルーガの様な軽量化された瓦やセラマウントの様なヨーロピアン調瓦。新築で多いカラーベストと呼ばれるセメント系の薄くて軽量な平瓦。更に軽量で耐候性に優れたガルバリウム鋼板。アルミ製の屋根材も出てきました。いろいろな種類の屋根があり、それぞれに特徴的な屋根です。そんな屋根に共通する部分が、棟と呼ばれる部分です。屋根を横から見ると必ず両サイドに勾配の付いた屋根あり、一番高い所で瓦がくっついています。瓦と瓦がくっつ部分で隙間が出来るので、その隙間を埋める為に瓦を被せて雨が入らない様にします。
一般的な土葺の瓦屋根の棟部分の場合、こんな感じで棟の瓦が乗っています。のし瓦と呼ばれる瓦を半分に割った瓦を、半分ずらして重ねて、その上に筒を半分にしたような冠瓦を載せ、棟部分が形成されています。
台風の時よく棟の瓦がずれ、下に落下して他の部分の瓦が割れました。この写真でも横倒しになってとばされていました。
飛ばされたのは棟瓦を固定している針金が錆びて切れた事も原因になっています。下地の木材から針金を通して瓦を針金でくくり付けています。針金が切れた事によって土や漆喰に張り付いているだけの状態になり、風でズレたと考えられます。瓦に穴が開いていますがここに通して固定している所もあります。
積み替えは瓦を撤去して新しい針金を通して、漆喰を詰め込んでのし瓦を載せて詰み直します。漆喰が接着剤・防水の役割になってしっかり固定されます。ただ、また切れるかもという心配は10年20年と経てば可能性があります。
ではもう一つのパターン強化棟。
こちらの棟の場合は洋風のお家に見られます。のし瓦を使わないのも特徴です。勝手な思い込みですが、和瓦の棟の端には鬼瓦と呼ばれる瓦が使われています。大きなお家だと本当に大きな鬼瓦や家紋の入った瓦が使われています。その高さに合わせてのし瓦を積み、冠瓦を載せて高さ調整していたと思います。その為鬼瓦の無い洋風の棟瓦の端には、巴瓦と呼ばれる瓦が使われています。
この屋根の棟を形成するのが、強化棟と呼ばれる金具と木材を使用する方法です。屋根の下地に金具を取付、その上に1本の角材を固定します。
和瓦と同じ様に漆喰を山盛りに敷き詰め、筒を半分に切ったような瓦を載せます。和瓦は針金でくくり付けていましたが、強化棟では木材にビスで固定します。
木材に瓦をビス止めするので、抜けにくくずれにくいです。ビスはパッキンの付いた専用ビスを使用。ここからの雨漏れも防いでくれます。
飛ばされると雨漏れする屋根で一番大事な部分です。飛ばされない様に強化棟にされるのもいいですし、昔ながらの日本家屋を守って立派な鬼瓦を付けて棟を積んでもカッコいいと思います。
経年劣化の影響を受けやすい部分ですので、気になる方は八尾店の無料点検をご依頼ください。
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