2023.01.25
八尾市にお住いの方から雨漏りしているので見に来てほしいとご連絡をいただきました。少しの雨でも雨漏りするそうで、近くに天窓があり、そこから漏れている様子でした。今回のお家は2階建だったので、梯子をかけ屋根点検をおこなうことになりました。 屋根には瓦が施工されていました。瓦は割れたり…

夜中、静まり返った部屋に響く「ポツ、ポツ」という不吉な水音。見上げると、かつては星空を見せてくれた天窓から、無情にも雨水が滴り落ちていました。 「どうしよう、雨漏りだ。でも、今は屋根全体を直すような大きなお金はない……」 お客様は不安な気持ちを抱えながら、暗い部屋で一人、スマートフォンを握りしめて「枚方市 屋根修理 費用」「天窓 雨漏り 安く」と検索を繰り返していたそうです。
しかし、ネット上には「屋根の全面葺き替えが必要です」と数十万、数百万の工事を迫るような情報ばかり。顔の見えない一括見積もりサイトや、突然訪問してくる業者に対し、「足元を見られて高額な請求をされるのではないか」「誰を信じていいのか分からない」と、深い不信感と孤独感に苛まれていました。 「地震に備えて屋根は軽くしておきたいけれど、費用はかけられない。でもこのまま放置すれば家が腐ってしまう」という二律背反の苦悩。そんな板挟みの状態から弊社の「数値と実利を重視した施工事例」をご覧いただき、藁にもすがる思いでご相談をいただきました。
私たちKチームは、こうしたお客様の「心の悲鳴」を絶対に放置しません。予算内で100%の止水を約束し、確実なデータと技術をもって、この不安を「絶対の安心」へと変えるための工事をスタートさせました。





現地に到着し、まずは室内側から天窓の状況を詳細に確認しました。 クロスには水染みが広がり、長期間にわたってじわじわと水が侵入していた痕跡がはっきりと残っています。天窓(トップライト)の設計寿命は、一般的に20年〜25年と言われています。ガラス周りのパッキン(ゴム)や防水テープが紫外線の影響で硬化し、ひび割れ、そこから毛細管現象によって確実に雨水を引き込んでしまうのです。これはお客様のメンテナンス不足ではなく、部材の物理的な寿命によるものです。
通常、天窓から雨漏りした場合、多くの業者は「新しい天窓への交換」や「屋根全体のカバー工法」を提案します。しかし、それには足場代や室内側の造作費用も含め、多額のコストがかかります。今回、お客様が最も恐れていたのは「支払えないほどの高額な見積もり」でした。
そこで私たちは、現在のライフスタイルにおいて天窓の明かりが本当に必要かをヒアリングしました。「今はもう光は不要で、とにかく雨漏りを止めたい」というご要望に対し、不要な天窓を撤去し、屋根の一部として「完全に塞ぐ」工法を提案しました。 この選択により、費用を劇的に抑えられるだけでなく、将来的な天窓由来の雨漏りリスクを「0%」にすることができます。感情論ではなく、構造の弱点と予算という「数値・事実」に基づいたこの提案に、お客様の表情からスッと不安が消え去ったのを確認しました。ここからが、プロの腕の見せ所です。
屋根工事において最も重要なのは、最後に目に見える仕上げの部分ではありません。完成すれば完全に隠れてしまう「下地」の工程にこそ、家の寿命を左右する全てがかかっています。予算を抑えるからといって、ここで手を抜く業者はプロとは呼べません。Kチームは、見えない場所にこそ職人の魂を込めます。
まず、天窓のガラス面を覆うように、強靭な構造用合板(12mm厚)をしっかりとビスで固定します。これは単なるフタではありません。台風時の強烈な吹き上げや、万が一人が乗ってもビクともしない強度を持たせるための「新たな屋根の下地」です。既存の屋根の傾斜(勾配)とピタリと一致するように、ミリ単位で段差を調整しながら組み上げます。
そして、その上に敷き詰めるのが黒い「防水シート(改質アスファルトルーフィング)」です。屋根材そのものは一次防水に過ぎず、実際に家を雨水から守っているのはこのルーフィング(二次防水)です。安価なシートを使ったり、タッカー(留め具)の打ち所が悪ければ、数年で再び雨漏りが再発します。私たちは、雨水の流れを科学的に計算し、シートの重なり幅(重ね代)を規定値以上にしっかりと確保しました。この一切の妥協を許さない下地処理こそが、お客様の未来の暮らしを守る最強の盾となるのです。
強固な下地と防水層が完成した後は、いよいよ仕上げの工程です。今回、塞いだ天窓部分をカバーするために使用したのは、耐久性と防錆性に優れた「ガルバリウム鋼板」です。非常に軽量な素材であるため、お客様が気にされていた「屋根が重くなって地震に弱くなるのでは?」という懸念もクリアしています。
ここでのこだわりは、板金の「折り加工」です。屋根というのは、図面通りに真っ直ぐなわけではありません。経年による僅かな歪みや、既存のスレート材との段差が必ず存在します。それらを無視して既製品の板金をポンと被せるだけでは、隙間から雨水が逆流する原因になります。
私たちは現場で実際の屋根の角度・寸法を正確に測り、その場でガルバリウム鋼板を専用の工具で折り曲げ、加工していきます。雨が降った際、水がどこにも滞留せず、スムーズに下へ下へと流れていくように「水のみち」を計算し尽くして設置します。周囲の既存スレート屋根と板金が交わる接合部には、雨返しの加工と専用のシーリングを何重にも施しました。これぞ、自然の猛威を力でねじ伏せるのではなく、科学的なアプローチでいなす熟練の職人技です。
すべての工程が完了し、かつて雨水を引き込んでいた天窓は、周囲の屋根と一体化した美しいガルバリウム鋼板の平滑な面へと生まれ変わりました。もう、台風が来ても、ゲリラ豪雨に見舞われても、水が一滴たりとも侵入する余地はありません。
完工後、ドローンで撮影した屋根の仕上がり写真をお客様にお見せしました。その瞬間、お客様の顔からスッと緊張が解け、「これでやっと、雨の日の夜も安心して眠れます。本当に、予算内でここまでしっかりやってもらえるなんて……」と、深く安堵された表情が忘れられません。「お金がないから適当な工事をされるのではないか」という不安は、私たちの「見える化された施工」と「実利の追求」によって、完全な信頼へと変わりました。
私たちKチームにとって、工事の完了はゴールではありません。ここからが、お客様の家を守り続ける本当のスタートです。数年後、数十年後も「あの時、Kチームに頼んで正解だった」と言っていただけるよう、地域密着店としての責任と覚悟を持ち、一切の妥協なくこれからも走り続けます。屋根のことで少しでも不安があれば、いつでも私たちを頼ってください。
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