八尾市で吹き降りの日に2階の天井で雨漏りしてお困りのお客様がいらっしゃったので、屋根工事を行うことになりました。現場調査の結果、棟板金の下に雨が入り込んでいる事が分かりました。

今回は棟板金の取替工事について書きたいと思います。

今回の屋根は方形という屋根の形をしていて、ピラミッドのような形をしています。板金は4方向に施工され、頂点にはコーキングで雨仕舞をされていました。

コーキングは劣化するとひび割れたりし、劣化スピードも屋根材と比べると早いので、新しく棟板金を施工する際、コーキングではなくほかの方法で雨仕舞いを行うことになりました。

棟板金を新しく取り付けるために、古い棟板金と、その下にある下地の木を撤去します。そして新しく下地の木を取り付けます。

今回は屋根の勾配が緩かったので、吹き降りの日に雨が棟板金の下から入り込んでいた可能性がありました。吹き降りの日でも雨が入らないように、面戸とう部材を木下地に取り付けました。

面戸を入れることで壁ができるので、雨が侵入しなくなります。

面戸を覆い隠すようにして新しい棟板金を取り付けました。きれいになりましたね(*^-^*)

以前は、4つの棟板金が合流する場所にコーキング処理がされていましたが、今回はコーキングの代わりに棟板金で使用している板金を加工し小さな屋根を作ることになりました。

小さな屋根の完成後の写真です。内側にも念のためにコーキングを入れているので、これで数年たっても雨漏りの心配はありません！

今回の屋根は方形という屋根の形でした。他にも切妻や片流れなど屋根にはたくさんの種類があります。屋根の種類を記載した記事もあるので、そちらも一緒にご覧ください。こちらをクリック→あなたの屋根はどの形状