2023.08.18
今回は前回の記事にて、現調を行った後に雨漏り修理工事を施した様子をお伝えしていきます。前回の記事↓【八尾市雨漏りが長年続いた住宅で室内が腐食している様子。放置し続けた結果住宅内部の壁が崩壊】低予算で施せる屋根工事をご希望とのことで、部分的にカバー工事を施す対応を行いまし…

大阪府八尾市大窪にお住まいのA様より、「数年前に屋根の修理を行ったが、その後から雨漏りがするようになって困っている」という深刻なご相談をいただきました。
詳しくお話を伺うと、以前の施工内容は「業者の言われるがままで、具体的に何を修理されたのかよく分かっていない」とのこと。
せっかく費用をかけて修理したのに雨漏りが直らない、それどころか悪化しているかもしれないという状況に、お客様は強い不安を抱えていらっしゃいました。
私たち「街の屋根やさん八尾店」は、お客様の不安を払拭するため、徹底的な原因究明に乗り出しました。





これで全ての点と点がつながりました。
雨漏りの原因は、「数年前の棟板金交換工事における施工ミス」である可能性が極めて高いです。
以前の業者が古い板金を撤去する際、あるいは新しい板金を固定する際に、その下にある重要な「防水シート(ルーフィング)」を破損させてしまった(破いてしまった)と考えられます。
屋根の頂上は雨が最も当たる場所です。防水シートが破れていれば、そこから入った水が鉄骨を伝い、天井裏へとポタポタ落ちていたのです。
この事実を写真と共にお伝えすると、A様は「まさか修理が原因だったなんて…ショックですが、ようやく本当の原因が分かってスッキリしました」と、安堵と納得の表情を浮かべておられました。
一度破れた防水シートを部分的に直すのは困難であり、スレート自体も寿命を迎えているため、今回は屋根全体を新しい防水シートですっぽりと包み込む「屋根カバー工法」をご提案いたしました。
今回の雨漏りの原因が「防水シートの破損」であったことからも分かるように、屋根工事において最も重要なのは、目に見える屋根材ではなく、その下にある「防水シート(ルーフィング)」です。 極端な話、屋根材が多少割れても雨漏りはしませんが、この防水シートに穴が開けば即座に雨漏りに直結します。
防水シートは、お家を雨から守る「最後の砦」なのです。だからこそ、私たちはこの工程に一切の妥協を許しません。
既存の屋根の上から、新しい防水シートを軒先(屋根の下側)から棟(上側)に向かって、十分な重ね代を取りながら敷き詰めていきます。
今回使用しているピンク色のシートは、従来の紙ベースの防水紙とは異なり、破れにくく耐久性に優れた高分子樹脂製の「改質アスファルトルーフィング」です。
このシートの最大の特徴は、釘穴に対する「止水性(シール性)」の高さです。屋根工事では必ず釘やビスを使用しますが、その穴から水が回るのが最大の弱点でした。
しかし、この改質アスファルトはゴムのように伸縮し、打ち込んだ釘にギュッと密着して隙間を塞ぐ性質を持っています。
万が一、上の屋根材の隙間から雨が入り込んでも、このシートが「最終防衛ライン」となって家の中への浸水を完全にシャットアウトします。
また、屋根には平らな部分だけでなく、壁際や段差など、雨水が滞留しやすい「弱点」が存在します。 次の写真をご覧ください。黒い板金とピンクのシートが重なる取り合い部分です。
防水シートで家を守ったら、いよいよ新しい屋根材「スーパーガルテクト(金属屋根)」の施工に入ります。
しかし、ただ屋根材を並べるだけではありません。ここでも「対候性」を高めるための工夫を凝らしています。
屋根のてっぺんにある「棟板金(むねばんきん)」は、台風の強風を最も強く受ける場所です。
ここが飛んでいってしまう被害が後を絶ちませんが、その原因の多くは下地(貫板)の腐食にあります。
そこで今回は、防腐処理が施されていない一般的な木材ではなく、腐りにくく耐久性の高い木材(あるいは樹脂製の貫板など)を二列にしっかりと固定し直しました。
さらに、固定には釘ではなく「ステンレス製のパッキン付きビス」を使用することで、引き抜き強度を数倍に高めています。
釘は経年劣化や木の収縮で浮いてくることがありますが、ネジ山のあるビスならばガッチリと食い込み、緩むことがありません。これで大型台風が来ても安心です。
また、金属屋根工事において、職人の腕の差が最も出るのが「役物(やくもの)」と呼ばれる細部の加工です。
屋根の面と面がぶつかる「谷」の部分をご覧ください。ここは屋根に降った雨が集まって流れる排水路のような場所で、最も雨漏りリスクが高い箇所の一つです。
斜めにカットされた屋根材の端部に対し、板金がぴったりと収まるように現場で微調整を行っています。
この隙間が大きすぎると雨が入り込みやすくなり、狭すぎると排水不良を起こします。絶妙なバランスで加工するには熟練の技術が必要です。
また、屋根の形状に合わせて複雑な角度がついた「隅棟(すみむね)」の部分も、隙間ができないようにミリ単位で板金を加工・接合しています。
今回使用した屋根材「スーパーガルテクト」は、表面のガルバリウム鋼板と裏面の断熱材が一体になった構造をしています。
非常に軽量(スレートの約1/4)であるため、既存の屋根の上に重ねても耐震性への影響がほとんどありません。
また、遮熱性・断熱性に優れており、夏場の2階の蒸し暑さを軽減する効果も期待できます。メーカー保証も「塗膜15年・赤錆20年・穴あき25年」と非常に手厚く、沿岸部でも使えるほどの耐久性を誇ります。
上空から撮影した全景をご覧ください。屋根の稜線(ライン)が真っ直ぐに通り、隅々まで美しく仕上がっているのがお分かりいただけるかと思います。
お引き渡しの際、A様からは「前の業者の工事が原因だったとはショックでしたが、Kチームさんが証拠写真を見せて原因を突き止めてくれて、工事中も丁寧に報告してくれたので本当に安心できました。
ようやく雨漏りのストレスから解放されます」という、私たちにとって最高のお言葉をいただきました。
屋根リフォームは、ただ雨漏りを直すだけでなく、お住まいの寿命を延ばし、資産価値を守るための大切な投資です。
「他社の説明に納得がいかない」「修理したのに雨漏りが直らない」 そんな不安をお持ちの方は、ぜひ一度、八尾市の地域密着店「街の屋根やさん八尾店」にご相談ください。私たちは、売り込みではなく「診断」を重視し、お客様の「安心」をつくることをお約束いたします。もちろん、点検やお見積もりは無料です。
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