2026.02.06
「近くで工事をしている挨拶に来ました」 「屋根の板金が浮いていますよ」 最近、茨木市周辺でこのような訪問販売業者が増えています。 結論から言いますと、突然訪問してくる業者の「屋根が壊れている」は、ほとんどが嘘です。 今回は、茨木市にお住まいのOB様(以前工事をご依頼いただいたお客…
吉岡(代表): ふぅ、今日の現場もやりきったな。これからジムでベンチプレスの日やけど、その前に日報の確認や。山田、柏原市国分の現地調査、どうやった?
山田(営業): お疲れ様です社長!僕も週末のスノボに向けて足腰鍛えたいとこですけど、今日の柏原の件はちょっと放っておけないですよ。 お客様、「塗装工事をしたばかりなのに、別の業者に『雨漏りするぞ』って脅された」って、かなり不安がられてました。
吉岡: なるほどな。「セカンドオピニオン」やな。塗装して綺麗になったはずやのに、なんで雨漏り?って思うわな普通。
山田: そうなんです。しかも「数百万円かけて葺き替え(屋根の交換)が必要」とか言われたらしくて…。でも社長、僕が見た感じ、そこまで大事(おおごと)じゃない気がしたんです。
吉岡: よし、ほな詳しく見ていこうか。これは八尾や東大阪の皆さんも、塗装工事をするなら絶対に知っておかなアカン話やからな。
山田: まず、現場の状況です。柏原市国分、スレート屋根のお宅です。 パッと見は黒くてツヤがあって、すごく綺麗に塗られてるように見えますよね?
吉岡: うん、塗装自体の仕上がりは悪くない。ツヤもある。でもな山田、「屋根の隙間」*を見てみぃ。
山田: あ、やっぱりここですか…。次の写真を見てください。屋根材と屋根材の重なっている部分です。
吉岡: …やっぱりか。「縁切り(えんぎり)」がされてへんな。 塗料で屋根の重なり目がベッタリくっついて、隙間が完全に埋まってしまっとる。典型的な「施工不良」と言わざるを得んな。
山田: お客様もそこが不思議がってました。「隙間がない方が、雨が入らなくて良いんじゃないの?」って。
吉岡: そこが落とし穴なんよ。ここからはプロとして解説するで。
屋根っていうのは、実は構造上、瓦やスレートの裏側にどうしても雨水が回るようになってるんや。入った水は、この「重なり目の隙間」から外に排出されるのが正常な動きやねん。
でも、塗装でその出口を塞いでしまうとどうなるか? 「毛細管現象(もうさいかんげんしょう)」言うて、下敷きを2枚濡らして重ねた時みたいに、水が逆に奥へ奥へと吸い上げられてしまうんや。
逃げ場を失った水は、釘穴から屋根の裏側(野地板)に侵入して、木を腐らせる。これが「塗装したせいで雨漏りした」という悲劇の正体や。
山田: なるほど…。良かれと思って塗った塗料が、逆に水の出口を塞ぐ「栓」になってしまってるんですね。
山田: で、ここからが大事なんですけど、最初に指摘した業者は「もう手遅れだから全体を葺き替え(交換)ましょう」って数百万の見積もり出してきたらしいんです。 社長、これ本当にそこまでしなきゃダメですか?
吉岡: いや、その必要はない。断言するわ。 今の段階なら、「手作業による縁切り」*だけで十分救える。
山田: やっぱり!よかった~! カッターや皮スキ(ヘラのような工具)で、この埋まった塗料を切っていく作業ですね?
吉岡: せや。地味で根気がいる作業やけど、一枚一枚丁寧に塗膜を切って、水の通り道を作ってやるんや。それだけで排水機能は回復する。 「数百万円の葺き替え」と「数万円の縁切り」。どっちがお客様のためになるかは明白やろ。
山田: お客様、めちゃくちゃ安心されてました。「えっ、そんな金額でいいんですか?」って(笑)。 今回の提案内容をまとめますね。
手作業による縁切り作業:すべての隙間にカッターを入れて、排水経路を確保します。
屋根裏(小屋裏)点検:念のため、野地板まで水が回っていないか最終確認します。
【今回の参考情報】
参考費用:35,000円 ~ 50,000円(税別) ※縁切り作業費、出張諸経費を含みます。 工期:約1日間(半日~1日程度)
吉岡: 本来なら、最初に塗った業者が責任を持ってやるべき作業やねんけどな…。まあ、連絡がつかないとか、信用できないってことなら、ウチが責任を持って「雨に強い屋根」に戻すわ。
山田: 今回の件、もっと詳しく知りたい方のために、ウチの過去のブログから参考記事をピックアップしました!
(今回の「毛細管現象」を図解で分かりやすく解説してます!)
(塗装後のチェックポイントを知りたい方はこちら)
屋根工事、外壁塗装、リフォームの現場で見た間違いだらけの施工例
(「塗って終わり」がいかに危険か、実例を紹介してます)
吉岡: 今回は柏原市国分の現場やったけど、八尾市、東大阪市、松原市でも同じような相談は多いな。 「塗装してからなんかおかしい」「他社で高額な修理を勧められた」…そんな時は、契約する前に一度ウチに声をかけてほしい。
山田: そうですね!僕たちなら、無駄な工事は一切提案しません。「筋肉」と「屋根」は、正しい知識で鍛えないとダメですからね!(…あ、これ社長の受け売りですけど)
吉岡: うまいこと言うたな(笑)。 よし、ほな今のうちにジム行ってくるわ!山田は日報まとめて早よ帰りや!
山田: はい!お疲れ様でしたー!
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