2026.06.07
こんにちは。施工実績3,000件以上を誇る、街の屋根屋さん 八尾店の吉岡です。2026年も6月に入り、梅雨の長雨が本格的に気になる季節になりましたね。 「屋根が白っぽく色あせて塗装が剥がれている。長雨で雨漏りしないか心配だけど、いきなり高額な工事を勧められるのも怖い&hellip…

屋根が白っぽく色あせてきて、梅雨や長雨で雨漏りしないか心配でした。前回のドローン調査で劣化状況を数値や写真で正確に示していただき、無駄な全面葺き替えではなく、将来のコストを抑えられる「カバー工法」を提案してもらったため、今回の工事を決意しました。





先日公開した現場調査ブログ(【大阪市天王寺区】屋根の色あせ・剥離を調査!無駄な高額工事を防ぐ最適プラン)の続きとなる施工事例です。
事前のドローン調査において、表面の塗膜が剥離し、いつ雨漏りが発生してもおかしくない状態であることが判明しました。当店(八尾店)は緊急の雨漏り修理から根本的な屋根改修までスピード対応を得意としております。今回は、お客様の将来的なメンテナンスコストを最小化するため、既存の屋根を剥がさずに上から新しい屋根材を被せる「屋根カバー工法」を実施しました。
まずは屋根の頂点にある古い金属部品(棟板金)と、その下にある固定用の木材(貫板)をすべて撤去します。
古い屋根材や木材を放置して塗装だけを行うと、内部で腐食が進み、台風時に屋根材ごと吹き飛ばされる甚大な被害に発展するリスクがあります。
カバー工法では不要な突起物を撤去し、平らな状態に整えることで、新しい屋根材が隙間なく密着する下地を作ります。
下地処理が終わると、屋根全体にピンク色の「改質アスファルトルーフィング(防水シート)」を隙間なく敷き詰めます。屋根の防水の9割はこのシートが担っていると言っても過言ではありません。
既存の屋根材を撤去せずに上から被せるため、古いスレート材の解体費やアスベスト含有建材の産業廃棄物処理費(約15万円〜30万円)を丸ごとカットできるのがカバー工法の最大のメリットです。
防水シートの上から、新しい屋根材である「ガルバリウム鋼板」を軒先(下側)から順に張り上げていきます。
この金属屋根は非常にサビに強く、従来の日本瓦と比較して約10分の1の軽さです。180㎡という広い屋根に重ね葺きを行っても建物の重心が高くなりにくく、耐震性を損なわずに建物の寿命を大幅に引き上げます。
最後に、屋根の継ぎ目や端の部分から雨水が侵入しないよう、専用の金属パーツ(役物・棟板金)を取り付けます。
強風の影響を最も受けやすい箇所であるため、電動工具を使用して指定のピッチ(間隔)で強固にビス留めを行います。釘の浮きや抜けが発生しにくい工法を採用することで、長期的な耐久性を確保します。
すべての工程が完了し、白く色あせていた屋根が、シックで重厚感のある美しい外観へと生まれ変わりました。
今回の屋根カバー工法にかかった費用は320万円(建坪180㎡)、施工期間は14日間となりました。10年間の施工保証も付与しております。
プロからのアドバイスとして、ガルバリウム鋼板は非常に耐久性が高い(耐用年数30年以上)材質ですが、台風や地震などの自然災害による微小な変化を見逃さないためにも、完工から「10年後」を目安に初回の無料点検を実施することを強く推奨いたします。
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