2024.03.17
当時は東大阪市にて屋根・外壁の点検のご依頼を頂いた事例にて、漆喰を中心に確認した記事の続きとなります。前回の記事↓【東大阪市にて屋根と外壁点検の実施・点検を進めていくと漆喰の経年劣化が進行していました】当記事では屋根点検を進めていき、瓦のかけなどを確認した事例を紹介して…
八尾市でマンションの棟板金工事です。
管理業者さんによる、マンションの3年ごとの定期点検で屋根に上がった時に、棟の板金が飛ばされている事が分かりました。
高さは約16m
、下からでは屋根の棟部分までは確認できません。外壁のチョーキングも気になるところですが、
3年の間いつ飛ばされたのかもわからずそのままだった為、まず棟
の板金だけは修繕する事になりました。
安全上
、屋根の上がり方は教えられませんが、許可をいただいて
屋根に上がらせていただきました。
比較的緩勾配ですが、屋根の状態によっては滑りやすい為、安全を確認した上で屋根の上を歩いています。
マンションの真ん中あたりですが、棟の板金が飛ばされています。下地の木材がかなり変色して腐食しています。飛ばされてから数か月、もしかしたら1年以上経っているかもしれません。
腐食した木材の撤去。
屋根の棟板金や強化棟と呼ばれる施工などは、下地に木材が使用されています。以前は釘で木材に打ち付けていました。釘が錆びてやせ細っていったり、木材が腐食すると、固定できなくなり棟が飛ばされる原因になります。
木材を屋根に固定して
、しっかりした棟の下地を作ります。
数年前の台風の時に、下地の板が貼りついた板金が飛ばされていました。板が腐食していなくても固定のビスが効いていないと飛ばされる事があります。
棟板金取付
今回は飛ばされた部分のみ継ぎ足すように施工しています。既存の棟に重ねる様に固定します。ビスは側面から下地の木材に打ち付けます。
飛ばされた棟板金取付完了。残された板金の下に風が入り込んで飛ばされないか心配でしたが、これで一安心です。幸いにも屋根に上がる為の方法があり、作業出来る程度の屋根勾配だった為施工させて頂きました。棟の一部だけでも足場が必要であったりする事は多々あります。
急な出費にならない様に、定期点検は必要かと思いますので、マンションの修繕等お考えのオーナー様は、お気軽にご相談下さい。
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